J-耐震開口フレームは木造住宅の開口部(窓・玄関)を耐力壁にする木質フレームです。「力のすみ分け」をすることで、水平力のみを開口フレームで受け持つので、簡単な構造でスリムに地震力に耐えることができます。接合部分は防弾チョッキにも利用されているアラミド繊維シートを特殊な接着剤で接合する特許技術を採用しています。
自身大国日本において、九州でも地震が頻発しています。そのような中、安全性能という住宅のあたりまえだけど最も大切な性能を確保するために耐震等級2以上の取得が必要だと言われることが多くなってきております。しかしながら、耐震等級2や3を取得するためには、建物の水平方向及び垂直方向の地震力に耐えるための構造が必要になり、「筋違」や「耐力面材」などの構造を多く入れこんでいく必要があります。しかしながら、これらの構造を建物に設計していくと、窓や吹き抜けの位置や大きさにどうしても制限が出てしまうのです。
住宅は安全性能を満たしながら、快適にそして豊かな生活を送るための場所ですので、デザイン性や風の流れ、光の降り注ぎ方まで検討したいものです。このような構造とデザインを両立するために開発されたのが、J-耐震開口フレームなのです。このフレームを活用することによって、窓や吹き抜けなどの開口部の設計自由度が格段に向上し、最も重要な安全性能を担保しながら、すばらしいデザインの木造建築を設計することが可能となります。
しかも木造建築は鉄骨や鉄筋コンクリートなどの他の工法に比べて低コストで建築でき、加工性も優れているため、とってもコストパフォーマンスが良い建物を建築することが可能となります。
1 大きな窓を作ることができます。
木造建築では難しかった大きな開口部を作ることができるようになります。また今までできなかったような窓のデザインが可能となります。
2 今までできなかったような吹き抜けの構造を作ることができます。
※写真やイラストは参考例です。実際の施工には弊社で行う構造計算が必要になります。
M様邸 吹き抜け開口フレーム施工事例
M様邸 吹き抜け開口フレームO様邸 門型フレーム